組織の垣根を越えて、ALMEX WAYを実現を推進していく

令和改革で、組織を成長させる

組織体制と役割を教えてください

社会の変化が大きく、先行き不明瞭なVUCAの時代と言われる現代、さまざまな課題を解決して事業を末永く継続していくために、現在USEN-ALMEXでは「令和改革」と呼ぶ社内改革を進めています。その中で、企画職は、事業の方向性（既存事業の見直しや深化、新規事業への進化）を導く上でも重要な役割を担います。
企画職は、事業企画本部（以下BC本部）、ロジスティクスサービスソリューション本部（以下LS本部）、構造改革本部の3本部のいずれかに所属します。それぞれの業務内容は、事業・製品・サービスの企画、購買・製造システムの構築・強化、品質保証プロセスの構築・強化などです。いずれも、USEN-ALMEXとお客さま全体の成長にかかわる重要な職種です。

2021年に始まった令和変革では、ホテル向けや医療機関向けといった各市場セグメント別に分かれていた事業部制を廃止しました。BC本部は、その際に、それまで各事業部ごとで企画を行っていたメンバーが集まり結成された組織です。市場の壁をなくし、さまざまな事業・製品・サービスに横串を刺して、市場を超えてお客さまに価値を届ける存在を目指しています。

また、購買・製造のLS本部も、品質保証の構造改革本部も、製品・サービスを確実にお届けし、安全に安心してご利用していただくために、それぞれの専門知識・スキルを活かして足元をしっかり支えています。

経験ノウハウを活かしながら、チームの成長を目指してほしい

中途社員のキャリアパスについてお聞かせください

多種多様な業種、お客さま、企画案件に接することによる新たな経験と学び、ソリューション能力の醸成など、業務を通じて個の能力向上につながる機会は多いです。そして、中途社員の方がもつ、これまでの経験を活かした「外からみた視点」は大切です。企画職として不可欠な、お客さま、現場、製品・サービスの理解を深めるとともに、過去の様々な経験と掛け合わせることで、イノベーションが生まれやすくなります。事業を生み出して育てる過程を経験することは、有益なキャリアパスにつながると考えています。

リスキリングの機会も多いです。特にBC本部では、企画のみならずプロジェクト管理やリリース後のプロダクト成長も業務範囲に含まれるため、多くの知識と経験を学ぶことを推奨しています。例えば、得意分野の異なる社員たちがそれぞれのキャリアで身に着けたスキルを基にした社内セミナーも開催しています。参加社員の知識が向上するだけではなくず、講師となった本人が教えるという行為により個の能力を磨くことができます。さらに、チーム内で仲間を理解して関係性が深まるきっかけにもなります。
中途社員の方には、元々の能力を活かしつつ、お互いの成長を高め合うような役割を担い、共にチームの成長を目指していただきたいです。

社員がワクワクできる環境を作り、お客さまに還元する

責任者として大切にされていること・お考えがあれば教えてください

BC本部では、次の3つの目を重視しています。
1つ目は「鷹の目」です。空から全体を俯瞰し、個別最適ではなく全体最適として目指す目標はどこか？そこに向かう道筋は？といった会社を導く視点です。2つ目は「蟻の目」です。しっかりと足元を見て、現場を支えます。製品・サービスで言えば、利用者目線での使いやすさに加え、安全・安心のために目に見えない細部までケアします。3つ目は「レーダーの目」です。進化の速い世の流れを捉えるためにレーダー網を広げて情報をキャッチします。その情報から「魚の目」でもって流れを読み、未来を具体的に可視化していきます。

また、USEN-ALMEXの理念であるALMEX WAYに対する共鳴と、WAYを実現するための行動を大切にしています。USEN-ALMEXの「在り方」を大切にしてその方法・道のり（WAY）をさらに磨き込み、お客さまの背景にある想いを叶えていくことが我々の使命です。
私たちはお客さまに対し、テクノホスピタリティ、つまりテクノロジーでもってホスピタリティをお届けします。それによりお客さまに喜んでいただくためには、まずUSEN-ALMEX社員とその家族、そして取引先を大切にして、ワクワクしながら行動していくことが大切です。そうすれば自ずと良いソリューションが生まれ、お客さまの期待を超える価値を提供できると考えています。

今後の目標、事業挑戦についてお聞かせください

変化に適応し自ら成長していくためには、社員が皆メインプレーヤーとなって全力を出せる場と環境が必要です。そのために、人を大切にする人的資本経営を推進します。その結果の現れとして、お客さまに価値あるものを提供し続けられれば、「テクノホスピタリティを世界へ」というUSEN-ALMEXの理念が一歩ずつ形になっていくのではないでしょうか。